IT mediaビジネスの「ウクライナが日本に求めるSAR衛星データとは？　雲に覆われた地表も丸裸にする技術に迫る」にて、弊社出資先の株式会社Synspectiveが取り上げられました。

現在、世界的に夜間や悪天候でも地表を観測できるSAR衛星に注目が集まっています。SynspectiveのSAR衛星は、マイクロ波の1つであるXバンドという周波数を採用し、1メートル四方の構造物まで捉えることが可能です。また、取得したデータをデータサイエンスや機械学習を用いて解析し、顧客の要望に合わせて提供するサービスも手掛けています。その１つである「地盤変動モニタリングソリューション」では、独自開発した解析技術により、地盤沈下の進行具合をミリメートル単位で測定し、時系列での表示も行えます。

Synspectiveは、今年3月1日に2基目となる「StriX-β（ストリクス・ベータ）」の打ち上げに成功しました。今後、20年代後半までに、打ち上げる衛星数を30基に増やし、地球上のあらゆる場所で発生した災害も、2時間以内に観測できる体制を目指しています。

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