弊社ファンド出資先の株式会社エー・スター・クォンタムの量子コンピューティング技術を活用し、日野自動車が開発した自動配車×積み付けシステム「NeLOSS」が、NEXT Logistics Japan（NLJ）に導入、運用が開始されました。

NLJによると、NeLOSSは量子コンピューティング技術を用いて自動配車と積み付けを同時に実行できる世界初のシステムです。これまで、人による配車×荷物の積み付け業務が2時間以上を要していたのに対し、NeLOSSでは40秒から1分未満で割り付け・積み付けの組み合わせ最適解を算出することができ、業務時間の短縮を実現します。配車と積み付けの両方を自動で計算するシステムは考慮すべき変数が多く、従来の技術では計算に膨大な時間を要するため、これまで実用化されていませんでした。

他にも、エー・スター・クォンタムの量子コンピューティング技術は、日立物流ソフトウェア株式会社の量子コンピューターと人が対話型で車両割付・輸送ルートを決定するシステムや、株式会社電通のテレビ広告の投資対効果を最大化するシステム「RICH FLOW（正式版）」に活用されています。

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