風力発電機のメンテナンス用ハードウェアと検知・制御システムをパッケージ化したワンストップソリューションの開発・提供をするLEBO ROBOTICS社への出資を実行いたしました
2023/02/15
- 投資実行
Abies Venturesが組合員を務めるAbies Ventures GP I有限事業責任事業組合が運用するAbies Ventures Fund I, L.P.は、風力発電機のメンテナンス用ハードウェアと検知・制御システムをパッケージ化したワンストップソリューションの開発・提供するLEBO ROBOTICS株式会社(以下、LEBO社)に対して出資を実行致しました。
Abies Venturesは、革新的かつ高度な科学・エンジニアリング技術(ディープテック)を有し、人類のさらなる発展やサステナブルな世界の創出に貢献するスタートアップを、国内外で発掘しグローバル企業へ育成することを目指す、ベンチャーキャピタルです。
サステナブルな代替エネルギーソリューションを注力技術分野の一つに掲げており、本出資を皮切りに、当該分野のスタートアップへの投資を加速させてまいります。
現在、世界的な人口増加・電動化の流れにより電力需要は急激に伸びています。同時に持続可能な社会実現と安全保障の観点から世界的に自然エネルギーを用いた発電が求められ、その中でも風力発電所は2020年の30万基から2030年には100万基を超える建設が見込まれます。
しかしながら、安定的な運用に必要な保守が追い付いていない問題があります。
全ての風力発電機の羽(ブレード)は自然環境や雷等に浸食される事で著しく発電ロスが生じる事が確認されています。また、現在は地上100メートル近い危険な高所でエンジニアが点検と補修作業を行っており、世界的に人員が不足しコストが急騰しています。
こうした課題に対し正面から解を出せているLEBO社は、技術・戦略共に非常に独自性が高く世界規模での成長性を期待できると感じ、支援させて頂く事となりました。
弊社が強みを有する海外ネットワークを活かし、LEBO社の成長支援をして参ります。
また、LEBO ROBOTICS社のプレスリリースに、弊社パートナーの長野草太が以下のコメントを寄せております。
世界的な人口増加・電動化の流れにより電力需要は急激に伸びています。同時に持続可能な社会実現と安全保障の観点から世界的に自然エネルギーを用いた発電が求められ、その中でも風力発電所は2020年の30万基から2030年には100万基を超える建設が進んでいます。しかしながら、安定的な運営に必要な保守が追い付いていない問題があります。全ての風力発電機の羽(ブレード)は自然環境や雷等に浸食される事で著しく発電ロスが生じる事が確認されています。また、現在は地上100メートル近い危険な高所作業をエンジニアが点検と補修を行っており、世界的に人員が不足しコストが急騰しています。
こうした課題に対し正面から解を出せているLEBO社は技術・戦略共に非常に独自性が高く世界規模での成長性を期待できると感じ、支援させて頂く事となりました。弊社が強みを有する海外ネットワークを活かし、LEBO社の成長支援をして参ります。
Abies Venturesのプレスリリースはこちらをご覧ください。
LEBO ROBOTICS社のプレスリリースはこちらをご覧ください。